数年前から毎年つどいの広場に来ていただいている中村和憲先生のお話にいつも出てくる日本の伝統的な発酵食品「味噌」!
中村先生のご自宅の味噌はいつもご自身で仕込んでいると聞いていて、ずっとやってみたかった味噌づくりでしが・・・コロナの心配もあり去年も実現できませんでした。
今年も難しいかなぁと思ってはいましたが、できる方法を考えてオンラインという形で少人数に限定して開催しました。
始まる前から、ハプニング続きで一時はどうなるかと思いましたが、塞翁が馬!
すべてなんとかなり、無事にスタートすることができました


お味噌は、大豆と麹と塩。このシンプルな材料だけでできあがります!
お塩も米糀も麦麹も大豆もすべて中村先生のこだわりの材料!
前日から水に浸しておいた大豆を・・・
圧力鍋で蒸すこと40分・・・
固い大豆が指で簡単に潰れるくらいの柔らかさに!
ひとつ食べてみると、甘くて美味しい〜!!
ママのうしろでパク。
蒸しあがった大豆をみんなでいっしょに潰します
「おいしくなぁれ!おいしくなぁれ!」と魔法の言葉をかけながら・・
一人でつくるよりもみんなでワイワイ作る方が楽しく美味しいお味噌が出来上がるそうです。
次は、お塩と米糀と麦麹を混ぜ合わせます。
両手ですりすりとすり合わせ、丁寧にまんべんなく混ぜ合わせます
「手塩に掛ける」という言葉の語源はこういうところからも来ているそう!
そして、潰した大豆と塩と麦麹米糀を混ぜ合わせて、
容器に空気を抜きながら詰めて完成!!
慣れないオンライン&味噌づくりでハプニングだらけでしたが、なんとか無事に出来上がりました。
参加されたママたちも楽しかったと言ってくださりよかったです。
みんなでやり遂げました!!
ママたちが描いた絵もとってもかわいい!
ここから数か月寝かせて熟成させて、7月くらいには食べ頃になるそうです。
今から仕上がりがとっても楽しみです。
コロナが収束したら、地域の人やいろんな年代の人といっしょにみんなでお味噌づくりをしたいなぁと願っています
日本の伝統調味料お味噌
先達の知恵を絶やすことなく次世代にも繋いでいきたいですね。
実際にやってみる
体験してみる
みんなでいっしょにやってみる
コロナ禍で制限ばかりの時代ですが、リアルな体験は大切だなと改めて思いました。
ご指導くださった中村先生、ご参加下さった皆様
本当にありがとうございました。

まだまだ新型コロナウィルスの感染拡大の心配が続き、今回のイベントも悩みながらの開催ではありましたが、普段からつどいの広場を利用している方だけの少人数という形で開催させていただきました。
3月はイベントは自粛し、大人数が集まるイベントは見合わせたいと思います。
人と人とのつながりや交流、経験がなにより大切な子育て期に制限ばかりでもどかしい気持ちもありますが、一日でも早く収束し、マスクを外して笑い合える日が来るのを待ちたいと思います。